大阪市阿倍野区の心療内科・精神科・児童精神科
あべのこころの診療所
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社交不安症のあるこどもや青年は、典型的には、社会的なイベントやきまりの悪い思いをしたり恥をかいたりするような状況を避けます。ときに、きまりの悪い出来事を経験した後に社交不安症を発症することがあります。小児がかんしゃくを起こす、社会的な状況で泣く、人にしがみつく、緊張から固まる、引きこもったり話すのを拒否したりする場合や青年が社会行事に出席する前に過度に心配する、クラスでの発表の前に過剰なまでの準備を行う場合に気づかれることが多いです。その後、登校や社会行事の参加を拒否することがあります。
その後、登校や社会行事の参加を拒否することがあります。こどもや青年は、しばしば腹痛や頭痛などの身体症状を理由にします。こどもは、間違った回答をしたり、何か不適切なことを言ったり、ばつの悪い思いをしたり、緊張のあまり嘔吐してしまったりすることで、クラスメートの前で恥をかかないかと怯えますこのような恐怖が過剰になると、こどもは電話に出ることや家の外に出ることも嫌がることがあります。
社交不安症の診断は、社会的な状況で泣く、かんしゃくを起こす、緊張から固まる、人にしがみつく、話をするのを拒否するなどの症状に基づいて下されます。この病気と診断するには、症状が6カ月以上続いている必要があります。また、似たようなすべての状況、例えば、特定の授業や教師の場合だけではなく、すべてのクラス発表の前に不安を感じていることも必要です。また、成人だけでなく、他の小児と関わる場合も不安を感じている必要があります。
社交不安障害には認知行動療法が有効とされています。社交不安障害には、(1)他者から否定的に評価されることへの恐怖と、(2)自意識が過剰な状態が関わっています。 他者に良い印象を与えなくてはいけない、という固定観念を持つ場合が多く、自分はうまく出来ないという思い込みが加わり、自分に対して実際以上にネガティブに評価してしまいます。他者から否定的に評価されることへの不安は、自意識が過剰であることで一層強く感じられます。実際には、他者は、自分が考えているほど否定的に評価していない場合も多いですが、自分の感情に気を取られて、周囲の人を冷静に観察しづらくなります。そういった考え方の癖や行動を変えていくことが重要です。
行動療法で効果がみられない場合や、こどもが行動療法に参加したがらない場合は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)や不安を軽減させる薬剤(抗不安薬)を使用する場合があります。このような薬剤を使用することにより、こどもが行動療法に参加できる程度まで不安を軽減できる可能性があります。
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