大阪市阿倍野区の心療内科・精神科・児童精神科
あべのこころの診療所
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広場恐怖症とは、強い不安に襲われたときにすぐに逃げられない、または助けが得られそうにない状況や場所にいることに恐怖や不安を抱く状態です。多くの場合、そのような状況や場所を避けたり、多大な苦痛を感じながら耐えたりします。広場恐怖症は不安症の一種です。広場恐怖症の人の約30~50%はパニック症も併発しています。12カ月の期間で調べると、広場恐怖症は女性の約2%、男性の約1%で認められます。広場恐怖症の人のほとんどは35歳までに発症します。
恐怖や不安を生み出す状況や場所の一般的な例としては、銀行やスーパーマーケットのレジの行列に並ぶこと、劇場や教室の長い席の中ほどに座ること、バスや飛行機などの公共交通機関を利用することなどがあります。このような状況でパニック発作に襲われた後に広場恐怖症を発症する人もいます。同じような状況に居心地の悪さを感じるだけで一度もパニック発作を起こさない人もいれば、後になってからそこでパニック発作を起こす人もいます。広場恐怖症は、しばしば日常生活に支障をきたし、極端な場合は自宅に引きこもる人もいます。
広場恐怖症は、一生のうちに2-6%の人がこの症状に悩まされると言われおり、心療内科では比較的診療する機会の多い病気です。広場恐怖症は特定の人に限定される病気ではなく、誰にでも発症する可能性があります。しかし、その発症リスクを高める要因がいくつか挙げられます。一般的に若年者、20代~30代に多く見られ、20代で初めて発症することが多く、統計的には、男性よりも女性の方が広場恐怖症を発症しやすい傾向にあります。血縁の方に広場恐怖症やほかの不安障害の方がいらっしゃる場合は、発症する可能性が高くなるという、遺伝的要因も否定できません。
また、生活の変化やストレスのかかる事があった場合に、発症リスクが高まる可能性が指摘されています。これには、大きな人生の変化(結婚、離婚、出産、親しい人との死別など)や、職場や学校でのストレス、または身体的健康の問題などが含まれます。これらは、発症リスクを高める要因の一部であり、広場恐怖症を発症する決定的な原因ではありません。
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